さよならだけが

あっちゅうまに日が過ぎていく
もう8月も終盤に差し掛かっていて
すぐに年末が来る。

 

この仕事してると余計に1年のサイクルを早く感じるよ。
季節の先を行く仕事だからかな。

落ち着いて日々の気づきをまとめることもなく
ただぼんやり
そして、必死に生きている。

 

最近年下の後輩ができて1ヶ月ごとに売り場を去って行く

 

私は意外にも人に教えたりするのが好きみたいで何やかんやと嬉しい
ただ歳が一つしか違わないバイト仲間のようで

 

これから長い会社員生活になる子もいれば
転職して別の仕事に就く子もいるだろうし
結婚して家庭に入る子もいるだろう

 

これから先の将来、どんな辛いことがあっても
この会社で過ごした時間が少しでも自分にとって良い時間だったと思えたらいいな、そう思ってもらいたいな

 

働くって自分の大事な時間を拘束されてるってことで
その時間は自分のためではなくて誰かのために使ってるってことになる。

 

そう考えると人生の大半は、人の為に時間を費やして生きて行く人もいるよね。

それは素晴らしいことだとも思うし、そういう人生を送れる人を尊敬する。
(自分には到底できない生き方だと思ってしまうけれど…)

 

働くことが楽しいことだとは思ってないけれど、
その中でも楽しいことを見つけないと

仕事とは言えどもやっていくモチベーションにならない。


充実は私生活ですれば良い
プライベートは好きに時間を使えればそれで良い

そう思っていたけれど


仕事の時間が1日の殆どで
やっぱり働いている間も充実していたいね。

 

 

なんだか日々過ごす中で
これで良いのかな?って感じることが最近よくあって

 

私は目に見えるものよりも

体験とか実感とかそういった感覚的なものに重きを置いてるみたい

そういう部分が充実しないと直ぐに心が枯渇してしまう。


仕事は相変わらず残業も多いし、ここで働いていてもこれと行った目標もなくて


スキルが身につくかと言えば、対人スキルは付くかもしれないけれど
それを高めたところでどうなんだろう?と思ってしまう。

 


話は変わるけれど

吉本ばななさんの小説が昔から好きで
ばななさんも素敵な経験を積み重ねてそれを糧にして生きていくタイプの人だ。

 

たとえ苦しい時期が来たとしても、そういう素晴らしい経験をした人はいつか苦しみが終わることを知っているし
そしてその時を待つことができる人なんだと思う。

 

久しぶりにエッセイを読んでいてとても共感することが多くて、やっぱり私もここでは無い何処かで得るものを大切にしていきたいと思ったのです。

 

 

大好きな漫画家のさくらももこさんが亡くなった。
漫画も全巻持っているだけにショックが大きすぎてちょっと今はまだ信じられない。

 

今年は、というか毎年そうだけれど
好きな人が驚くような若さで亡くなってしまうことが多くて
本当に神さまって無情だし、才能のある人に限って早く逝ってしまうよなぁとつくづく思う。


私もそういや癌家系だしな
祖母に関しては乳癌も経験してる

 

なんかそう考えたら余計に生き急がなくてはいけない気がして来て
もっとかけがえの無い経験をたくさん積み重ねていきたいと思う。一分一秒。


生き急いであっという間に70、80になったって
そこまで生きて来たことに価値があるし

 

もう、そこからはボーナスコースだと思えば良いんだと思う。


私は昔から歳を取っている自分を全く想像できなくて
そもそも明日生きてるんかなぁ〜自分、くらいに毎日思ってるんですけど

 

もし70くらいまで生きられたとしたらそれはラッキーなことで
それくらいに思っておかないと無理に未来に期待したところで先は分からない

 

過度に期待もしないし落ちこぼれたりもしない。

 

ただ淡々と

楽しみを数えて毎日過ごしていきたい。

 

 

 

 

 

3わい