HOW TO GO

最近疲れているのか
優しい言葉に涙が出るほど癒される
優しいとは複雑で奥深い
虚しさや悲しさ苦しみ、歳を重ねるにつれてわかることが少しずつ増えてくる。

 

吉本ばななが好きだといつも言っているけれど
なんでこうもあの人の言葉に救われるんだろうといつも思う。

 

最新刊のエッセイを読みながら何度も泣きそうになってしまった。日本は矛盾した世の中だから上手く生きられない、普通の生活が一番難しくなってしまった。

 

だけれど複雑にしているのは私達なんだね。
本当はお昼の日の光の暖かさとか鴨川の水面の煌めきとかそういったもので十分幸せ
幸せを複雑にし過ぎてしまった

 

最近は電車の中でずっとくるりを聴いている。
くるりはアルバムごとに色が全然違うから、その時の気分で聴きたいアルバムを選ぶ

 

最近はずっとアンテナとNIKKI
THE PIERも大好きなアルバムだ
もちろんベストアルバムも大好きだ

 

高校生の時毎日が辛かった時
母親と寒い日に京都植物園に行って
くるりの岸田さんの野外の弾き語りライブを聴いた。

 

バラ園のバラが素晴らしく咲いていた。
その時に聞いた岸田さんのばらの花がとってもとっても素晴らしくて優しくてあったかくて私はとても安心したのを覚えている。

そしてその場にいた沢山の人とあのライブを共有できたことが、今でも奇跡みたいに思える。

 

私はあの日、岸田さんのばらの花を聞けたから
その後も高校生として卒業まで過ごせたのだと今思う。

 

素晴らしい経験は、時間が経っても色褪せず
たまに思い出してまた元気付けてくれる。


昨日は夢の中に小山田壮平が出てきた。
どんなにあなたの作る音楽が好きかを熱弁していた。
私にとって小山田壮平岸田繁は二大ロックスターだ。
彼らの作る音楽に癒されて生かされている。

 

音楽だけでなく小説や映画に生かされている。
この間はパターソンという素晴らしい映画を観て、一生大事にしたい映画に出会えたと嬉しく思えた。

そういう楽しみとか感動をこれからも重ねて行きたい。

 

吉本ばななが言ってたのは死ぬまでにどれだけ素晴らしい思い出をつくれるか、それが人生になるというようなことを言っていた。

私もそういう生き方をしていきたい。
だから自分の人生に素晴らしい経験や景色を重ねていきたい。

 

 

 

 

いつかは想像を超える日が待っているのだろう

 

3わい