台北通信。

次も絶対ここにするってくらい気に入ってしまったホステル。

 

台湾は雨が多いそれも雨季だからでしょう。
旅行先でこんなにゆっくり過ごすのは初めてかもしれないってくらいリラックスしている。


窓ガラスから台北の雨がしとしと降る様が見えて、グリーンと木造の木組みがなんとも素敵。


BGMには一昨日ライブで見たDSPSを流している。
彼女の歌声と音の空気感が、あぁリアルな台北なんだろう、と。
退屈な街とは言うけど、それはきっと住んでみてわかることだろう。


私には刺激的な街だとも思うけれどそれは旅行者、異国民としての視点でしかない。


とにかく一昨日のThe Wallでのライブが今の台湾を表していて、若い子の関心とか観光だけでは見えない生の声みたいなのが聴けたのがこの旅の一番の嬉しかった出来事。


たまたまお話してくれた女の子はすごく日本語が上手で、踊ってばかりの国と下山が好きで
それも驚いた。


昨日は台湾師範大学に行ってみた。
自由そうに見えて、それなりに若い悩みを持ったり将来のことを考えたりもしているんだろう。

 


そのあと通り過ぎた女子校の高校が、集団行動(競技の方の)の練習みたいなのをしていて
あぁ女子校ならではのぴしっとした空気だ、それでいて女の子の甘い空気があって
なんとも言えない懐かしい気持ちと新鮮な体験をした。

 


あぁ分かった。台湾は雨に濡れるから植物ものびのびしていて、人はゆったり構えているんだ。


台北駅の周辺には家のない人
地下鉄の出口に物売りの哀しげな声が響いて
見て見ぬ振りをする自分が悲しい

 


台湾という島国にいるのにそんな感じがしないというか、島国の閉塞感を感じない。
でも大陸の影響みたいなのも感じない、いまのところ

不思議な街だなーと思う。


今までの4回は完全に観光客の視点でしか見えていなかった台湾

 

今回は台北だけだけど一人の日本で生きてきた24歳の人間が見る台湾ってどんな国?って感じで見てきたわけだ。

 


まだまだ雨が降っている。
昼過ぎまでゆっくりしようかな。

 

f:id:kyoto_kyo31y:20190528115310j:image