もしもし
最近よく日記を書いている。
良いことも悪いこともなんでも、書いてしまえば良い。
生きているといい時も悪い時もあって、それを良いとこだけ見たり残しておくことはできなくて、やっぱりダメな時もある。
ダメな時、それをどう乗り越えて来たか
その足跡を残しておくのはとても大事なことかもしれない。
話は変わって、こないだ1日に弾丸日帰り東京旅に行って来ました。
一年に一回くらいは行きたくなる東京。
特に下北沢が何故だかずっと大好き。それは小説の影響でもあるんだけど。
B&Bで本を買ったり、つきまさでお茶を飲んだり、こはぜ珈琲店にも行ってみたかったんだよなぁ〜
でも旅の目的が弾き語りのライブで、残念ながら開演まで時間がそんなになかったのです。
結局下北沢駅から徒歩3分くらいのティッチャイでご飯を食べて、すぐ電車で上野に向かった。
ティッチャイはよしもとばななの小説に出てくる小さなタイ料理屋さん。
料理が出て来るのも遅いし、タイ人のウェイトレスと厨房の店主がペチャクチャ喋ってるし
だけれど不思議に楽しい気分になる。小説の世界とおんなじ町の住人になったようで。
山手線で上野駅へ。
上野恩賜公園が思っていた以上に広くて、なかなか水上ステージに辿り着けない。
不忍池の周りをぐるーっと回って
あった!水上ステージ
とりあえず前から三列目くらいのベンチに座る。
そう、UBC jamというこのライブは早稲田大学の学生団体が主催してるイベントで
お目当ては小山田壮平、彼は早稲田の出身なのであーる。
昼の2時に始まって出番が6時…
それまでぼーっと他の出演者の歌を聴く。
それがすごい良かったんだなぁ〜全然知らない人の知らない曲もそれなりに全部良かったんだなぁ。
場所が変わるだけでこんなにも聞こえ方が変わるもんなのね。
休憩中に空気を変えたくて、不忍池をぼーっと上から眺めてた。
こういう時にタバコが吸えたらいいなぁ、と思う。まぁ吸えないんだけど。
たまたまおんなじ様にしてた女の子がいたので声をかけてみる。宮城から上京してきた女の子。
年下だったけど、なんかいつかの自分を見ている様だった。小山田の音楽を聴いてきた人はみんなどこか似てるような気が勝手にしてる。
あの時は世界の全てだと思っていたものが、意外とそうではなかったこと
今気がついてほんの少し寂しくなるよ。
ライブが始まるまでは雨も持ちこたえていたけれど
壮平くんが出てきた瞬間豪雨…。
アコギの音なんて本当に負けてしまいそうなくらいの豪雨。
「雨と僕たちの勝負ですから。」みたいなこと言ってたけどほんとその通りだった。
リハからSTAND BY MEとかIN MY LIFEのカバーとか最高で舞い上がった。
途中から雨は止んだものの
前列の酔っ払いがやたら絡みたがるし
野次というか声もいたるとこから飛んでくるし独特の雰囲だったな
ただ本番のステージがもう本当にほんとに素晴らしくて
特に弾き語りの1984は、初めてこの曲を聴いた時のような感動を覚えた。
一対一で語りかけてくる彼のパワーはなんなんだろう、本当に不思議だ。
結局ライブが終わってから女の子には会えなかったし、すぐに上野の街を後にして
新幹線で京都まで帰りましたとさ。
あっという間の夢の様な時間が今も実態なくふわふわと頭の中に浮かんでいる。
良い夏の思い出になった。
…あれから少し日が経ってもやはり私は小さなことに苛立ちをおぼえてしまったり、万人に優しさを向けられない。
生きて行くというのはそれだけで本当に大変なものだ、私にはハードルが高過ぎる。
相変わらず天災が多くて心を痛めている。
かと思えばインスタグラムなんかを覗くと全く別の国の出来事の様に過ごす日常が切り取られている
テレビをつけると都合のいいような報道とバラエティばかりが映し出されている
私は今どこに住んでいて
私は今どんなに国に住んでいるのか分からなくなる。
もう本当にぎりぎりのところに立っている国が
一歩足を滑らせたら一気に急降下してしまう様で
私はこの国で、このさき生きて行く自信がない。
結局最後は暗い話になる。笑
根が暗いからしょうがない。ただ今21時過ぎ。
電車に揺られて元の家に帰る。
3わい